以前、我等がLPチームの千田さんがEmeryからBrockenへのネーミング変更についてインタビュー記事をアップしていました。
そのインタビューを読んだ私は「Brockenについてもっと詳しく知りたい」という思いが抑えきれなくなり、この間取材をしてきたばかりではありますが、再度オブジェクティブユーザー代表取締役社長の塙さんに突撃取材を行って来ました。
ホワイトカラーデストロイシステム!?
深須:以前千田さんがアップしていた塙さんの記事を見て、Brockenについてもっと詳しく教えて頂きたいと思い、やってまいりました。
塙:来ましたね。待っていましたよ深須さん。
深須:今回もよろしくお願いします!
塙:よろしくお願いします。
深須:早速ですが、質問をさせて頂きます。
前回のインタビューで、ホワイトカラー層の業務、意思決定に関わる部分の自動化を実現すると仰っていましたが、私は衝撃を受けました。
つまり、経営層の仕事である意思決定を自動化するということですよね?
塙:はい、そうです。
極論ですが、ホワイトカラーデストロイシステムを作りたいです。
決定、承認のフローを自動化したいですね。
深須:経営層の業務がAIで賄えるという構想そのものが衝撃的なのですが、いったいどのようなロジックで実現させようと考えているのですか?
塙:ドラえもんのような万能AIは現段階では作れません。なので、まず手始めに簡単な承認業務を覚えさせるところから始めます。基本的な動作としては、判断が必要な場面でその情報をインプットすると、自動で判断をしてくれるようなものを想定しています。
また、目標設定をインプットすると目標を達成するためにやるべきことが返って来たり、課題が出て来たときにはその課題をインプットすると最適な対策をAIが提案してくれるようにするのが目標ですね。
Brockenとビックデータ
深須:なるほど。しかしそのためには膨大なデータが必要ですよね?
塙:鋭いですなー。
前提条件として、企業の勤怠情報、売上情報、顧客情報、社内のリソース、プロジェクトの状態などの様々な情報をBrockenで管理します。その結果、社内の情報はどんどんBrockenに蓄積されていきますよね。その情報とインターネット上から集めて来た情報をもとに、Brocken搭載されているAIが最適な回答を導き出すのです。
概要はこんな感じですね。
深須:なるほど、Emery時代から持っているフォーム機能や検索機能で大量のデータを集め、ビックデータが出来上がる訳ですね。なんだか実現出来る気がして来ました。
塙:とはいえ全ての判断、承認をAIに任せるのは流石に危険な部分もあるので人が判断する部分も残るとは思います。それでも現在と比べたらかなり少ない労力で済むようになりますね。
そして、Brockenに集積されたビックデータを利用して新しい検索エンジンも作っていきます。
深須:新しい検索エンジン……ですと!?
塙:Brockenで何かについて検索した時、WEB上から情報を集め、企業のデータベースと紐付けて最適な返答をすることができるようにするのです。業種別、担当別のカスタマイズもしていきたいですね。
同じ検索ワードでも、ユーザーの業態、その人の担当業務を加味した上で最適な回答を提示できるようにしたいです。
深須:便利すぎる……。更に興味が湧いて来ました。
そう、Brockenならね
塙:それとやりたいことがどんどん増えて来たので、Brockenを完全なネイティブアプリにします。
EmeryはWEBベースで作られていたのですが、やろうとしていることをWEBでやるのは限界があり、無理矢理実現したところで最適ではないと考えたためですね。
深須:なるほど。ネイティブアプリになって出来ることが増えていくと思うと、今後が更に楽しみです。
もっとお話を聞きたい気持ちもありますが、今回はこの辺にしておきます。
今後が楽しみすぎるので、また来るかと思いますがその時はよろしくお願いします。
塙:楽しみにしていてください。遠くない未来にこう言われる時代が来ますよ。
「そう、Brockenならね」(真顔)
深須:なんか聞き覚えが……
END
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