【Emery改名!】Brockenになってデザインはどう変わる?

【Emery改名!】Brockenになってデザインはどう変わる?

オブジェクティブグループが開発したアプリ「Emery」の名称が「Brocken」に変更された事に伴い、デザインチームでも様々な動きがあったそうです。
コンテンツ名変更に伴い一体どのような動きがデザインチーム内で起こっていたのか気になったので、今回はデザインチームの皆様にインタビューを行いました。
今回お話を伺ったのは大森さん、谷口さん、平藤さんの3名です。

深須:女性3名にインタビューをするというのはなんだか新鮮です(笑)
複数名同時にインタビューするのも初めてで不慣れではありますが、うまく進められるよう頑張りますのでよろしくお願いします!

大森:こちらこそうまく質問にお答えできるよう頑張ります!
よろしくお願いします!

谷口・平藤:よろしくお願いします!

Emery DataからBrockenへ

深須:「Emery Data」から「Brocken」にネーミングを変更した際、新しいロゴなどを作られたと思います。今回のロゴデザインで意識したところはどんなところですか?

谷口:「Brocken」は「ブロッケン現象(虹に似た光の輪になって現れる大気光学現象)」が由来だとグループ代表の坂本さんからお話を伺いました。
そのお話を伺った際、ブロッケン現象を何かで表現してロゴに取り入れられないかと考え、「Brocken」の””o””を7色の輪で表現したり、丁度スペルが7文字だったので1文字ずつ虹の配色にするなど挑戦しましたが、ロゴは色数を増やすとまとまりがなくなりごちゃごちゃして見えてしまうので、そこの調整が少し難しかったです。
最終的に「Brocken」の””o””を線の太さが違う2重丸にすることで、ブロッケン現象の輪を表現できました。

深須:なるほど。名前の由来に因んだデザインを考えていたわけですね。
たしかに虹色でデザインにまとまりを持たせるのは難しそうです。トライアンドエラーの精神ですね! 平藤さんはいかがでしたか?

平藤:私は途中から参加したので、まず企画全体の把握、理解、現状の進捗状況の確認から始まりました。「Emery Data」からの改名に伴う新規ロゴの作成というお話しだったので、「Emery Data」自体のことも知ってから本格的に考えようと思いました。「Emery」という言葉はそれまで石にまつわる名称で制作してきた名残とのお話しを伺い、そして今回は「現象」の名称を流用していると聞き、今までと毛色が違うのだなと認識しました。先輩方の制作風景を見ながらで直接的には関わっていない部分も多々ありますが、そうした名称決定に基づくプロセスや意義を見出した上で、それらに沿ったデザインができていたら良いなと思っております。

深須:平藤さんはEmery(Brocken)のデザインに携わるのは今回が初めてなんですね。
皆さん、今回デザインを進める中で悩んだことなどはありましたか?

谷口:今回グループ代表の坂本さんや開発チームとの連携が非常に重要でしたので、その部分では苦労しましたね。
特に開発チームとの連携では、デザイン側はプレゼン資料を作りつつ、開発チームは「Brocken」のシステムを開発しながら進めたので、デザイン側と開発側で認識がずれないよう坂本さんを交えて何度も確認しながらの作業となりました。プレゼンの際に資料の内容と実際のシステムで内容が違ってしまうと大変なので、とても慎重に進めていきましたね。

深須:スピーディーな対応ほど認識のズレに気をつけないといけませんからね。
平藤さんは悩んだ部分などありますか?

平藤:「Brocken」について考えるにあたり、利用者がどうすれば便利だと思ってくださるか、日常的に使いこなしてくださるかの使いやすさの部分の改善が難しいなと思っています。世の中には類似した検索ツールがたくさんあり、その中で利用者が一番使いやすいツールを選んで利用していると思います。その使いやすいツールの中で、いかに「Brocken」が便利か、利用しやすいかをアピールしていき、新しい「Brocken」というツールに乗り換えてくれるような便利なものであるという立ち位置を確立していけたらと思います。

深須:デザインとシステムのUIはかなり密接ですもんね。既存のシステムをさらに使いやすくしていくのは難しいと思いますが、そのような意識を持った方が作業されていると思うと期待が高まります。

Brockenのデザインをより良いものへ

今後はどのような部分のデザインを変更していく予定でしょうか?

谷口:検索画面を表示すると一番上のヘッダーにロゴがあるのですが、検索バーの上にもロゴがあるので重複して見えてしまっているのが気になっています……。
とてもタイトなスケジュールで進められたので細かいデザインも詰められず、キーカラーの設定等正直もっと見直せる部分はたくさんあります。
その辺りも今後開発チームと連携して改善していきたい部分です。

深須:まだやり残しているところがいくつかあるのですね。
平藤さんはいかがでしょう。

平藤:先程お話ししたように、利用者が利用しやすい、と思えるようにデザインしていきたいです。例えば液晶画面を見ても目がチカチカしない、痛くならない、文字が見やすい、画面の操作性が分かりやすいなどの点ですね。特にどのアイコンがどういう機能で、タップするとどう動くのか、という分かりやすさの追及にデザインがすごく関わってくるのだと思います。そうした使いやすさの面で気付いたことがあれば随時更新して改善していけたらと思います。

深須:かなりユーザーの目線に立って考えられているのですね。
大森さんはいかがでしょう。

大森:アイコンの考案をしていきたいです!
現状の開発環境ではフリーアイコンを使用している部分もあるので、その辺りを自社オリジナルにできたらと思います。
また、人間工学の視点も取り入れながら、より人の使いやすいようなボタンの配置や遷移をどんどん提案できればと目論んでおります!!

深須:オリジナルのお洒落なアイコンを期待しています!(笑)
「Brocken」のプレゼン資料の作成も担当されたそうですが、何かその際のエピソードがあれば教えて下さい。

プレゼン資料作成の緊急対応!?

谷口:最初に資料作成のご依頼頂いたのは、坂本さんが海外に出張されていた時でした。電話で坂本さんとやり取りをしながらデザインチーム3人フル稼働し、数時間でデータを作成して急いでお送りした記憶があります(笑)
坂本さんが帰国されてからその後1週間ほどでプレゼン資料を作り直し、その間で「Emery Data」も改修され「Brocken」ができました。
全体的にかなり短期間でバタバタとしていた印象ではありますが、最初は漠然としていたものがどんどん形になっていき、実際に目に見えるものになった時は達成感がありました。

深須:すごいスピード感!
平藤さんは入社間もない状態で、このようなスピードが要求される業務はなかなか大変だったのではないでしょうか?

平藤:坂本さんの伝えたいことのすり合わせが難しかったと思います。時間が困窮し差し迫った中での作業でしたが、先輩方の迅速な理解や連携、指示により、自分が何を担当すればいいかの把握が早く出来たので実際の作業時間を長く取ることができ、集中して没頭出来たと思います。チームだからこそ実現できる強みを大いに感じることが出来ました。

深須:すぐにチームに馴染んでイレギュラーな対応をこなすなんて……すごいです! 先輩の大森さん、谷口さんからの指示も適切だったのでしょうね。
大森さんはいかがでしたか?

大森:海外出張中の坂本さんからの緊急指令で2回ほど資料作成した日がおおわらわでした……。デザインチーム3人で1ページずつ担当し、作成した覚えがあります。
坂本さんの手書きメモを解読して素早く正確に資料作成していた谷口さんは強烈に覚えています。
パワーポイントでの作成で、私と平藤さんが作った素材を谷口さんがものすごいスピードでパワーポイントに当て込んで資料にまとめてくださり「谷口さんすごい」と感心しました。
平藤さんは入社後割合すぐのタイミングでイレギュラーな対応+スピードを要求されることになり、戸惑いはあったと思いますが迅速に対応してくださり、技術の高さを感じました。
時間がない中ではありましたが、3人に増えた新体制デザインチームでの作業分担がうまく行えたご依頼だったと思います。

深須:皆さんの迅速かつ適切な対応が社内の急速な進化を支えているのですね。

おまけ:最近ハマっている事は?

谷口:Youtubeで料理動画を見るのにハマっています。
なんとなく、ぼーっと眺めながら美味しそうだなと思いつつ、同じものを自分で作ろうとするわけではないのですが……。(笑)
調理風景を眺めたり、調理音を聴くのがなんだか好きです。
最近流行りのASMRなんかもたまに聴きます!

深須:作らないんかい!(笑)
音楽も聴くんですね! 最近の音楽も聴く人は尊敬します。自分は10年以上前のものしか分からなくなってしました。
平藤さんはどんな事にハマっていますか?

平藤:職場にお弁当を持参しているのですが、毎朝ふりかけの味を選ぶのを密かに楽しみにしています。

深須:凄く素敵な楽しみだと思います……素敵です。
心が素敵です。
大森さんはどうでしょう。

大森:もずくが好きになりました。味覚の変化でしょうか。
ゆずの入っているやつとか、変わり種を見つけるとちょくちょく買ってしまいます。
もずくおいしい。

深須:大人になったんですかね?
というか、みんな食べ物かい!(笑)

終わり

「Brocken」はこのようにしてデザインされていったんですね。
プレゼン資料の作成秘話もなかなか聞き応えのある内容でした。
皆さん食べ物がお好きみたいで、なんだかほっこりする一面も垣間見ることができ、私としては満足です。

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