現在オブジェクティブグループでは、各社がそれぞれの強みを生かしたソリューションの提供を目指し、開発に取り組んでいます。
私たちは以前からそのソリューションについてのインタビューを続けています。今回は以前インタビューさせていただいた会社がその後どのようになっているのかを確かめたいと思い、再度オブジェクティブコンセプトのソリューションを担当している方に話を伺うことにしました。
今回も前回に続き、オブジェクティブコンセプトのソリューション開発チームでリーダーを務めている金子さんにお話を伺いました。
深須:今回は、以前マッチングシステムの開発について金子さんにお話を伺った頃から今日までの間、どのような進展があったのかを聞かせて頂きたいと思います。
よろしくお願いします。
金子:ちゃんと答えられるように頑張ります(笑)
よろしくお願いします。
オブジェクティブコンセプトのその後
深須:以前お話を聞かせていただいた時に「エンジニア✖️案件マッチングシステム」の提供を考えているというお話を伺いましたが、その後どのような進展がありましたか?
金子:オブジェクティブコンセプトとして推進しているソリューションは一言で表せばカスタマージャーです。
深須:ふむふむ… あれ? 前回から方針に変更があったということですかね?
金子:そうですね。
自社製品のEmeryと絡ませていくために以前のソリューションから大きな変更がありました。もともと予定していたエンジニアと案件のマッチングシステムから、旅行や出先でのスタンダードプランや情報を取得できるシステムの開発に路線を変更しました。
イメージとしては「カスタマージャーニー」と言えば伝わる方も多いと思います。
※「カスタマージャーニー」は、複雑化している顧客の行動を捉え、マーケティングの成果を改善するために役立つ本質的な考え方の事
深須:ということは、また新たな構想のもとスタートを切り直したわけですね。
金子:はい。以前インタビューを受けたときからかなり大きな変更がかかっています。当然「0」からのスタートなので現在は必要な情報取集を行っている状態です。
年内にはこの作業を終わらせて本格的な開発に移っていく予定なので、オンスケジュールで進められるよう、皆頑張ってくれています。
深須:以前インタビューさせていただいた時から今日までの間に、色々な事があったようですね。
カスタマージャーとは
深須:それではカスタマージャーについて、もう少し具体的なイメージを教えていただけますか?
金子:例えば「札幌雪祭り」に行きたいという人に対して、雪祭り会場から近い宿泊先、人気のある飲食店、人気のあるスポットをまとめて提案するようなイメージです。
開発を進めて行きながら、ユーザーが好みのジャンルを選択することで「宿泊先、飲食店、観光スポット」をより好みのものに寄せていきたいと考えています。
深須:段々イメージが湧いてきました。
因みにどのような層ををターゲットにしているのでしょうか。
金子:一般的な旅行会社のプランは「旅」に慣れているユーザーに旅行プランを提供しているイメージがあります。
もっと簡単に予定を組むことができれば、旅行初心者でも気軽に全国飛び回ることができるようになると思うので、誰でも簡単に旅行プランが作れるものを開発したいと考えています。
深須:それは助かりますね。旅行慣れしていない人にとっては強い味方になりそうな予感です。
オブジェクティブコンセプトの開発チーム
深須:現在チームの雰囲気はどのような感じでしょうか。
金子:推進内容が大きく変わったため少しバタついていますね(笑)
かといって揉めている分ではなく、皆で協力して今後どうやって進めていくのが良いか、いい雰囲気の中で議論を交わし高めあっている状態です。
深須:雰囲気がいい中での議論はとても楽しそうですね。
金子:以前より人数が増え、色々な意見がでて来るようになったのもあって楽しいと感じることが多いですね。
私たちが提供したいと考えているのはイベントに対してのスタンダードなので、個々に趣味や好きなものの情報を上げてもらうことが多く、個人の今まで知らなかった新しい一面が見えてくるのは非常に新鮮です。
深須:活発に活動されているようですが、現在直面している問題や課題はありますか。
金子:一言で言ってしまうと開発力ですね。
オブジェクティブコンセプトは技術者が非常に少ないので、主だって開発できる人間がほぼいない状況です。
深須:それは割と大きな問題ですね。どのように解決していこうとお考えですか。
金子:調査と並行して必要な知識を身に着けることも行っています。
もちろん独学だけでは追い付かないところも出てくるので、グループで行っている講習会に参加し、必要になる知識を学習してくることをマストとしています。
もちろん追い付かないことも出てくる可能性はありますが、その際は部分的に子会社に依頼することも考えています。
深須:なるほど。今後どのようにメンバーの皆さんが成長していくのかという部分にも注目ですね。
金子:それぞれが積極的に取り組んでくれているので、今後プロジェクトがいい方向に進むと信じています。
深須:楽しみにしています。
本日はカスタマージャーの開発についてお話を聞かせいただきましたが、とても便利そうなサービスを実現してくれそうな予感がします。進展がありましたらまたお話を聞かせて頂きたいです!
金子:その時はよろしくお願いします。
深須:本日は有り難うございました。
金子:有り難うございました。
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