インタビュアーの深須です。
今回は、オブジェクティブユーザーの代表を務めている塙さんが面白いものを作っていたとの情報が入りましたので、インタビューをさせていただきました。
深須:塙さん、今日はよろしくお願いします。
塙:よろしくお願いします。
「Emery Talk」とは
深須:最近なにやら面白いものを作っているという噂を聞いたのですが、どのようなものを作られているのでしょう。
塙:「Emery Talk」というものを作っています。
「Emery Talk」は、ワードに対してその情報を返す機能です。ウィキペディアみたいな感じをイメージして頂ければわかりやすいかと思います。
深須:ウィキペディアがチャットっぽくなったイメージですかね?
塙:大まかにいうとそんな感じですね。
深須:なぜまたそのようなものを作ろうと思ったのですか?
【画像】実際の検索画面
塙:現在検索エンジンを作っており、その中で様々なデータが必要になります。
その先駆けで投入されるデータの活用で何か使えないか?と考えて作成しました。思わぬ副産物です(笑)
深須:ちなみにこれは、どのような時に使うのでしょう?
塙:ちょっとした遊び心で作ったんですが……
会話で困った時に検索すると面白いかもしれません。
あとは、心を空っぽにしたい時ですかね!
深須:ほとんど塙さんの趣味で作られた感じですね(笑)
塙:仕事です!(笑)
深須:『もっとこうしたい』などの考えはありますか?
塙:検索エンジンの副産物なので、正直軽いノリで作りました(笑)
許されるのであれば、もっと機能を作りこんで存在しないワードに対してのアクションや、その人が楽しめるようなギミックなどを入れてみたいです。
深須:塙さんらしいですね!
今回の開発について
深須:検索エンジンを開発する途中で生まれた副産物とおっしゃっていましたが、どのような経緯で検索エンジンの開発に携わったのですか。
塙:元々エンジニアでしたので、社内業務に関わるときにその部分を見初められてEmeryの開発に関わりました。
深須:なるほど。
塙さんのデスクはモニターが沢山あるのが印象的ですが、もっとこういう環境で作業したい!といった気持ちはありますか?
塙:モニターが後6枚欲しいです(笑)
株をやっている人のいっぱい画面があるやつです。
デスクを大きくしたいのというのもありますね。
あとは、リモート作業ができるようにしていきたいという野望もあります。
深須:リモート作業はやはり魅力的ですよね。モニターはもういらないのでは(笑)
塙:正直3枚くらいあればいいです。しかし、画面に囲まれたいという男のロマンがありますので。
深須:なんとなくわかるような気がします。単純にかっこいいというか。
ところで作業はどのようなメンバーで行っているのでしょうか。
塙:小川、滝澤、塙ですね。
深須:猛者揃いですね。
ちなみに、今後どのようなメンバーが加わったら嬉しいですか?
塙:新しい技術に興味があり、ネバーギブアップの気持ちがある人が来てほしいですね(笑)
深須:諦めない気持ち、大切ですね。
◆ 小川さんと滝澤さんのインタビュー記事はこちら ↓ ◆
「Emery Talk」を作ってみて
深須:開発には困難がつきものかと思いますが、今回苦労したのはどのような部分でしょう。
塙:データが数千件あるんですが、人力なんです。(笑)
入力されるワードに関しては、縛りがないので自分の好きなワードを調べて、データを作って、データベースに投入して……
深須:えっ!人力なんですか。データベースに格納されデータの数々は
努力の結晶なのですね。
そんな努力が集約されている「Emery Talk」で気に入っているところがあったら教えてください。
塙:最初の画面で、人の顔があるんですが、検索ワードを入れないで検索を掛けると真顔になります(笑)
深須:キーワード未入力のメッセージが表示されるより、そっちの方がいい面白くていいと思います(笑)
遊び心があるとユーザーも嬉しいですね。
今後について
深須:「Emery Talk」は検索エンジン開発の途中で生まれたものということですが、今後どのような検索エンジンを作ろうと考えているのか、差し支えなければ教えていただきたいです。
塙:大分先になるかもしれませんが、AIを投入するタイミングなどでこの辺のデータを使いつつ、ユーザーのパーソナルデータを集め、解析し、最適解を使用者に返せるようにしていきたいと考えています。
深須:なんだか凄いものになりそうです。具体的にはどのような感じになるでしょう。
塙:検索エンジンを使用するユーザーが求めているものを提供しやすくなります。
少し乱暴な言い方にはなりますが、ワードを入れなくても結果が出てくるといった感じですね。
深須:近未来の検索エンジンですね。楽しみです。
塙さんの人柄
深須:少し話は変わりますが、塙さんが仕事をする上で大切にしていることは何でしょうか。
塙:「耐久力」「持久力」「読解力」
この三つの力です。これがあれば大体何とかなる(笑)
深須:その心は!
塙:やはり、開発をする上で現実とぶつかる瞬間があります。
その壁にぶつかったとき、全力で壁にぶつかっても壊れない「耐久力」。
開発をしていくために必要な「持久力」。
クライアントが求める仕様を解決する「読解力」。これが開発の全てです!
深須:なるほど。言葉の勢いがすごいです。「塙流・開発の全て」覚えておきます。
もし、開発の裏話などありましたら教えてください。
塙:データ投入する部隊の事を調査兵団と呼んでいたんですが、取りまとめてた人が副団長、僕が団長ってポジションなんです。
しかし、最近団長が漫画で死んでしまったらしいんですよ。
なので、今後のポジションを模索中です(笑)
深須:いい役が見つかるといいですね(笑)
色々興味深いお話を聞かせていただいたところですが、塙さんから最後に一言お願いします。
塙:友達と遊んでた時に、一人カラオケにみんなで行こうぜ!!って血迷ったこと言ってしまいました(笑)
深須:複数人で一人カラオケという矛盾。もはや哲学ですね(笑)
そんな塙さんの今後のご活躍と検索エンジン進化、楽しみにしています。
本日はありがとうございました!
塙:ありがとうございました。
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