こんにちは、佐藤です。
オブジェクティブグループの各社ソリューションが、どのような取り組みをしているのかをお知らせしていきたいと思います。
今回は、オブジェクティブ・コンセプト(以下OPT)のソリューション部門リーダー、金子さんにインタビューをしました!
OPTのグループ内の役割とは?
佐藤:まずは、OPTがグループ内で担当している業務を教えてください。
金子:OPTは、オブジェクティブグループ という「ブランド」の価値を高めていくための『ブランディング』というマーケティング戦略や、社員の皆さんに見てもらう衛生委員会からのお知らせや社内報作成、社内業務に関しての周知といった広報活動をしています。
佐藤:社員の皆さんに情報を共有するというのはとても大事なことですね。講習会はエンジニアさんのスキルアップにも繋がりますので、ぜひご参加してもらいたいです!
エンジニアさんと案件のマッチングシステムの開発をしています!
佐藤:それでは、OPTのソリューション活動をお聞かせください!
金子:OPTはElastic社の『Elasticsearch』※1(エラスティックサーチ)と『Kibana』※2(キバナ)とオブジェクトグループのEmeryDataに蓄積されたデータを使用して、エンジニアさんと案件のマッチングシステムを作っています。
例えば、案件ごとに必要項目があり、どの項目が何点以上、合計〇点以上の人、という条件付けからグループに所属しているエンジニアさんを導き出すシステムです。
システムの流れとしては、EmeryDataに情報登録→Elasticsearchで情報の解析→Kibanaで結果を可視化ということになります。
佐藤:それはとても有用なシステムになりそうですね!
金子:ベストなマッチングはお客様や取引様、エンジニアさんにも大事なことなのですが、現在は各社の営業が案件の内容や所属のエンジニアさんのスキルシートなどを吟味し、一人ずつマッチングさせている状態なので、非常に時間や手間がかかってしまいます。営業の負担を減らすためにも、このシステムの開発に力を入れています!
佐藤:関わる人たち全員にとっての『快適かつ最適な環境の提供』※3というわけですね!もう少し開発の内部を教えてもらえますか?
金子:OPT内では、エンジニアさんの得意分野や興味を持っている分野でそれぞれチーム化しており、調査・開発・テスト・検証で動いています。
現在は調査チームがマッチングのためのパターン化やロジックの構築、紐づけ方法の仕様などを明確化しようとしています。
例えば、マッチ度を点数制にして勤続〇年以上なら〇点、この資格はスキルとして〇点、電話対応経験者も、1日当たりの対応数に応じて加点、などですね。
基点となる部分なのでどんなスキルやどんな情報を何点とするのが良いかを鋭意調査中です。
佐藤:なるほど。根本を決めないと、マッチングシステムの基準として成立しなくなってしまいますからね。開発環境はいかがですか?
金子:開発環境として使用しているサーバーはLinuxOSとそのディストリビューションであるCentOSで行っています。VPSのサーバーに入れて導入している最中なので、開発はまだまだこれから、という状況ですね。
「『見える』未来を創っていきたいと思っています」
佐藤:色々とお話を聞かせていただきましたが、今後の開発状況がとても気になるところですね!
金子:そうですね。案件とエンジニアさんのマッチングシステムは、開発の第一歩です。誰でも運用できるシステムになれば、もっと違う見え方や使い方がわかると思うんです。会社の経営情報とか金銭に関わる統計をEmeryDataに登録し、必要な時に手間をかけずに入手できるようにしたいですね。
世の中の色々なものをマッチングさせて、『見える』未来を創っていきたいと思っています!
今後は、様々なデバイスで可視化されたデータから望む情報を導き出し、世界を変えていきたいですね。
営業にとってもエンジニアさんにとっても期待が高まるマッチングシステム、今後どのような開発になっていくのか、とても楽しみですね!
<参考>
※1 Elasticsearch:https://www.elastic.co/jp/products/elasticsearch
※2 Kibana:https://www.elastic.co/jp/products/kibana
※3 オブジェクティブグループ の経営理念
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