─社内研修─
~未経験者の未経験者による未経験者のためのまとめ~
私はITは未経験ですが、専門時代に学んだイラストの知識をウェブページ制作に活かしていきたいと考えています。
このページでは、PC講習についての事、それを受けて思ったことを、未経験者が未経験者向けに書こうと思います。
私のように、プログラミングやエンジニアの勉強を全くしたことがなく、いろいろと不安な方の参考になれば良いなと思います。
社内研修は一週間あり、会社説明、プログラミングに必要なPCの講習がありました。またその間に展示会にも参加させていただいたので、それについては後半で紹介します。
会社説明に関してはこのページでは省略させていただきます。
・PC講習
PC講習では、コンピュータの基礎的なことを学びます。大まかに分けて3つの事を学びました。
これは、会社のエンジニアさんが、授業のような形で新入社員の前で教えて下さりました。
まずはPCの基本的な知識、CPUやメモリに関しての講習です。
自分でPCを購入するときに、PCの知識がなく、どうやって選んだら良いか悩んだことはありませんか?そういう時にこれらの知識があると役立ちます。
PCを購入する際気を付けたいのは、
・メモリ
・ストレージ
の三つです。PCを選ぶときに最低限見ておくべき数字です。
coreは1、3、5、7がよく見かけると思いますが、数字が大きいほどいろんなことが同時に出来ます。
メモリは4、8、16、32GBがよく見かけると思います。これも、数字が大きいほどいろんなことを同時にできます。
ストレージは一般的に容量と言われるものだと思います。SSDという文字を見ると思いますが、それはこれの事です。大きいほどたくさん記憶できます。
簡単にまとめると、core数もCPUもメモリも、数字が大きい方が良いという事です。
当然、数字が大きいほど、値段も上がります。
そのため、PCで何をしたいのか、それをするためには”何を求め、何が不必要か”を考える必要があります。
WordやExcelを使うだけなら、coreもメモリもそんなに必要ありません。
しかし、いろいろなアプリやソフトを開きつつ、たくさんの作業を同時にしたい、という方はcoreやメモリが大きいものを選ぶべきでしょう。
この知識は、PCで何をするかにかかわらず、PCが欲しい人、使う人は知っておいた方が良いですね。
次に、ネットワークに関してです。
この時間は、LAN、WAN、イントラネット、通信プロトコル、TCP/IPなど、聞いたことがない!という単語ばかりでした。内容に関しては単語の説明が大半です。
ネットワークをの意味を調べると、
「複数のコンピュータや電子機器などを繋いで信号やデータ、情報をやりとりすることができるコンピュータネットワークあるいは通信ネットワークのことを意味することが多い。」(『IT用語辞典e-word』 より)
と出てきます。ネットワークに関しては、この方面の勉強をしたことのある人でないと、難しいと思ってしまうでしょう。
私はこの業界の知識が全くないので、初めて聞く単語ばかりで少し距離を感じてしまいました。
もちろんそれらが、今後勉強していけば当然にわかる知識であることはわかっていても、やはり初めて聞く単語には戸惑ってしまいます。
アルファベットやカタカナの羅列ばかりで、その単語からどんなモノなのかを想像することができないので、頭に入りにくく、記憶にも残りにくいのかもしれません。
私はメモを取りながら聞いていたものの、この単語について説明して、と言われたら「うーん」となってしまうでしょう。
何がわからないのかすらもわからないという方は、まず出てきた単語の説明ができるようになれば良いのではないでしょうか。
私もまずはそこを目指そうと思います。
そして最後に、ウェブサイトを作るのに使うツールの講習です。
HTML、CSS、java scriptなどがそれにあたります。
これらはフロントエンドと呼ばれます。(間違ってたらごめんなさい)
CSS……表示している内部を装飾
つまり、HTMLで骨組みを作った後に、CSSでもっと詳しく装飾していく、という事になりますね。
講習を担当なさった方によると、
「java scriptだけでも作る事は出来るが、HTMLとCSSの知識が必要になる」
との事でしたので、何を学べばいいかわからない、という方はまずその二つを勉強するのが良いのではないでしょうか。
・展示会
さて、講習は1週間でしたが、その間にビッグサイトで行われた展示会というイベントに行かせていただきました。
IT関係の会社がずらっと並び、各々の技術や事業をアピールする場です。
ITの展示もありましたが、私は主に広告デザイン、映像、CGの方を回りました。
理由は自分の好きなことと仕事をつなげていきたいと考えているからです。
会場には様々な展示がありました。
Vチューバー、リアルタイムモーションキャプチャー、VRの体験ブース、動画制作請負、運営管理……。
堅苦しい集まりという印象はなく、会場内は売り込みの声で大変賑わっていてで、最新の技術が詰まったイベントだったと思います。想像がつかない人向けに言うなら、トーキョーゲームショウの、IT企業版みたいな感じです。(笑)
ここからは余談ですが、私は専門時代にゲーム向けイラストの勉強をしていました。
「イラスト」というと、「デザイン」もできると思われがちですが、それは厳密には違います。
どちらかの勉強をしたことのある方ならわかるでしょうが、そっち系統に触れたことがない方は感覚がつかみにくいと思います。
ゲーム向けイラストを学んだ人間ができるデザインは「キャラクターデザイン」や「UIデザイン」で、ウェブにおけるデザインはそれ専用の「ウェブデザイン」の知識が必要になります。
もちろん両方できる人もいるでしょうが、絵を描けることとデザインができることは別だという事を踏まえたうえで、私はウェブデザインで、会社に貢献出来たらなと思います。まずは自分の得意分野に近いところから。
そしてそれが出来るようになれば、私は「イラスト」「ウェブデザイン」の二つが出来るようになっているはずです。これをスキルアップというのではないでしょうか。
もちろんイラストを活かせる仕事があればすぐにでもやりたいです。イラストの仕事もくださ~い!
展示会ではフリーランスのイラストレーターや漫画家、デザイナーも大勢出店しており、私個人の趣味の話にはなりますが、たくさんの作家さんの作品を見ることができて、棚から牡丹餅といいますか、僥倖といいますか、ラッキーな経験でした。やはり見識を広めるためには、引きこもってないで足は動かすべきだということがわかります。たくさんの作品を見るということは、その分だけその技術を吸収できるということですし、どのくらいのレベルになれば業界で通用するのか、どうしてその作家さんは売れているのか、どんな仕事があるのか、色々なことを知ることができます。
それは、イラストだけでなく、何に関しても言えることだと思います。家にいて電子上で見るものは、自分から探さないと出てきません。つまり、探したものしか目に入らないのです。しかし、こういった展示会や、即売会、色々な場所に行くことによって、自分の意思では探さないものが目に入ってきます。それは刺激になりますし、想像力を膨らませるのに大変役立ちます。
と、専門時代の先生がおっしゃっていたのをふと思い出しました。私は普段家にこもりがちですが、たまには外に出て、いろんなものを目で見て自分に取り入れていくべきだなあと思いました。
まとめ
さて閑話休題、研修の様子を書かせていただきました。
これを読んでいる研修生の皆さんが私と同じことをやっているかは分かりませんが、入社間もない研修生の様子が皆さんに伝われば幸いです。
冒頭で述べたように、私はこの業界に関しての知識がほとんどありません。
きっと私と同じような方はいると思います。
「周りはすでに知識を持っている」とか「PCに慣れてないから置いて行かれてしまいそう」
という不安がいっぱいだと思います。
ですが、そんな私でもこのページを書けているので多分何とかなります。(笑)
文字に色や背景色を付けるコードを付けたり、枠で囲うコードを付けたりして、記事がカラフルになっていくのが楽しいのでどんどん装飾してしまいます。と言ってもコピペくらいしかしていませんが。(汗)
未経験者にとって、入社当初は不安なことが沢山あるでしょうが、私もそうですし、もしかしたら今まで勉強してきた方でも不安に思うことはたくさんあるかもしれません。
しかしまずは、全てに不安を抱えて挑むよりは、気楽にできることから初めてみることが大事だと思います。
私もできることから一つずつ、頑張りたいと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
UIT 本山
この記事へのコメントはありません。